今年も箱根駅伝監督会見が行われ、いよいよ箱根のシーズンが近づいてきたな!と感じさせられる時期になりました。
その中でも注目されるのは青山学院大学の5連覇ですね。
いまやその愛されキャラから、テレビにも引っ張りだこの青山学院大学・原晋監督。
そこで今回は、原晋監督の経歴や若い頃の陸上の成績はについて、妻・美穂に子供がいない理由についてまとめてみました。
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原晋監督の経歴は?
まずは、原晋監督の経歴からご紹介したいと思います。
#箱根駅伝 #青山学院大学 #原晋 監督チーム評
郷ひろみの歌とともに「#ゴーゴー大作戦 」を発表した原監督。「過去最高のチームに仕上がった」「4年生7人、3年生4人、2年生3人、1年生2人のゴールデン比率で、バランスの良いエントリーができた」と5連覇への自信をのぞかせました。 pic.twitter.com/naUqkvVIkF— 4years. (@4years_media) 2018年12月12日
名前:原 晋(はら すすむ)
生年月日:1967年3月8日
出身地:広島県三原市
身長:176センチ
家族構成:妻
原晋監督は、幼少期から運動神経抜群。
野球や相撲をやっていたんだそうです。
この時期のやんちゃ盛り男の子ならではですが、小学校2年生の時に漁港で不慮の事故に遭い足を複雑骨折してしまいます。
その骨折のリハビリを兼ねて始めたのがジョギングだったそうです。
このことがきっかけで、原晋監督は雨の日でも毎日走るようになったそうです。
何がきっかけになるのかわかりませんね。現在の活躍を見ると、複雑骨折は神様からのプレゼントだったんじゃないかって思えてくるほどですねー。
原監督はこれをきっかけに走ることが楽しくなり、中学1年の時に行われたマラソン大会で1位になります。
これは、なんと1年生だけではなく、全学年で1位だったそうです。
原晋監督の中学時代の情報はあまりありませんが、中学卒業後は駅伝で超がつくほど駅伝部が有名な世羅高校へと進学します。
上が黄緑、下が赤という独特なカラーのウェアで、2015年までで、全国最多の9回優勝。最近でも13連覇を達成する駅伝強豪校です。
そんな強豪校に入っても原晋監督の実力は落ちることなく、3年生の時には主将を 務められていたそうです。
そしてその時にチームを全国2位へと導きます。
もちろん当時の監督のおかげでもありますが、この当時からリーダーとしてまとめる素質があったのかもしれませんね!
そんな実力の持ち主ですから、大学ではさぞ「山の神」なんて言われ続けたのかと思いきや、原晋監督はまさかの中京大学に進学されます。
中京大学といえば、駅伝でさほどいい成績を残している印象はないですよね。 理由は、当時世羅高校OBが監督を務めていたからなんだそうです。
大学では駅伝を走るというよりは、個人種目でがんばっていたようです。
青学の活躍を見ると、原監督は箱根に熟知していると思いきや、意外にも箱根経験者ではないんですね。
大学卒業後は中国電力に就職。
中国電力ではこの当時陸上部は設けておらず、原晋監督は立ち上げメンバーに参加されます。
そして主将を務められ、全国実業団駅伝に出場できるまでこぎつけたのです。
しかし、無理が祟ったのか原晋監督は1年目にて故障。 そして1995年には選手を引退されています。
原監督の現役時代は、華々しいというよりも結構苦労人だったのかなって思えてきます。
高校時代は強豪校を経験して、社会人時代は一から陸上部を立ち上げたなんて、ただ走ってきただけではない経験をしてきたんですね。
選手を引退されてから、だいたいは監督に就任する方も多いと思いますが、
なんと、原監督は中国電力の営業マンとして10年間働かれていたのです!
営業なんてやったことがない原晋監督でしたが、省エネ空調設備「エコアイス」という
商品を売りまくり、社内ナンバー1の売り上げ成績を収めたのです。
そしてこれにより評価があがり、新規事業を立ち上げるまでに!
原監督は何をやってもうまくやっちゃうんですね。
現在の指導力もそうですが、生き方や考え方が上手な人なんでしょう。
この頃は「伝説の営業マン」と呼ばれていたそうです。
そしてついに2004年。
まったく陸上から離れた生活をしている原晋監督に 青山学院大学陸上競技部の監督オファーが舞い込むのです。
原監督『GO!GO!大作戦』 pic.twitter.com/KHNR0UaiSz
— ヨッシー📷陸上Love (@5_yk43150) 2018年12月13日
しかし、原晋監督は一つ返事で快諾しなかったそうです。
やはり、陸上からも離れた生活を10年もしてきたし、駅伝経験もないという部分がネックだったそうです。
確かに、駅伝経験もなく現在指導をされている訳ではないのに、監督にという白羽の矢がたったのでしょうか?
これもご縁なのかなと思いますが、青山学院大陸上部のOBが世羅高校の後輩だったんだそう。
そして原晋監督のチームをまとめる力や人柄にずっと惚れ込んでおり、オファーされたんだそうです。
このOBの先輩は見る目があったってことですね。
現在の青学の快進撃のきっかけは世羅高校出身の先輩だったってことになるかもしれません。笑
結果原監督は青山学院大学の監督になることを決めますが、決断までには1年半かかったのだそうです。
会社を辞めて監督になったのですから、奥様を説得したり、会社に掛け合ったり色々大変だったでしょうね。
若い頃の陸上の成績は?
中学から陸上を始められた原晋監督ですが、実はこの頃、野球部に入団するか迷っていたそうです。
しかし、陸上部に入部し長距離走をはじめたところ、学校内マラソン大会で全学年1位。
そして、中学3年の県総体では1500m走で2位という記録を叩き出します。
世羅高校に進学すると、3年時に主将を務め全国高校駅伝で2位に。
中京大学では、3年時に日本インカレ5000m3位に入賞されています。
と、各記録はすごい順位を叩き出しているのですが、学生時代の記録が少ないと感じます。
それなのに、現在の記録へと導かれているのは素晴らしいですね。
妻・美穂に子供がいない理由は?
原晋監督の奥様といえば、原美穂さんですね。
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
現在は、青山学院大学陸上競技部が所有する「町田寮」のカリスマ寮母さんとして日々奮闘されています。
少々、遅くなりましたが僕らのママである原美穂寮母に寮生から誕生日プレゼントとして「ママチャリ」を差し上げました!
青学カラーでグリーンの自転車です
いつもありがとうございます
そして、誕生日おめでとうございます! pic.twitter.com/gMBxOseVcF— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) 2015年6月11日
とってもかわいらしい方ですよね。
お誕生日に自転車をプレゼントされているのを見ると、学生たちから愛されているんだな〜っていうことが伝わってきます。
原晋監督と同じ年なので年齢は51歳。
とてもそうは見えないかわいらしさ!
原監督と妻の美穂さんはとても仲が良さそうですが、2人の間にお子さんはいらっしゃいません。
お子さんを持たない選択をしたのかなとも思いますが、何か理由があるのでしょうか。
お子さんがいないことに関して、原監督は公にコメントしたことはないようですが、ネットでは、子供ができにくい体質なのでは?と言われています。
具体的な理由はわかりませんが、現在美穂さんは40名もの陸上部員のお母さんとして毎日奮闘されています。
元々、子供好きだった美穂さんは、幼稚園の先生か小学校の先生になりたかったそうですが、まさか大学生でそれもアスリートのお世話をするとは、夢にも思わなかった でしょうね。
コンディションを保つための栄養管理や身の回りのお世話まで、いやー本当に頭があがりませんね。
奥様はインタビューで、
「監督は私のことを”監督の監督”と表現することもありますが、その意味するところは半分は、ウケ狙いです(笑)。でも暑くなりすぎたり、言葉足らずでコミュニケーションが空回りしていた時などは、後からこっそり監督に指摘したり、学生をフォローしたりもしてきました。」
と語られていました。
美穂さんは、最初は宅配便の受け取りだけやってもらえばと言われていたそうですが、現在では寮母として学生たちの身の回りのお世話をしています。
美穂さんが、学生たちの生活を観察していると、学校が用意したビュッフェ式の料理が大量に残り、ご飯を外に食べに行ったりしていたそうです。
さらに、夜ご飯を食べに外出してしまうと、学生たちは夜遊びに出かけたり、深夜日付が変わってから寮に戻ったりしていたそう。
そうなると、翌朝練習に遅刻してしまうという悪循環が。
それをみた美穂さんは、 食事を配膳形式にし決まった時間に食事を提供する、学生たちの生活をサポートするというスタイルに変えたんだとか。
原監督もですが、妻の美穂さんもかなりのやり手だなっていう感じがします。
現在の成績が残せるのは、監督の指導方法もですが、美穂さんのおかげでもありますね。
まとめ
とってもおもしろい経歴をお持ちの原監督と「監督の監督」を務められる奥様美穂さん。
2人のコンビネーションで、青学は見事大会5連覇、大学駅伝3冠を目指せるまでになった
ということがわかりました。
お二人の愛情ある指導とサポートが学生にも届いているのだなと思うと箱根で優勝してほしいと願ってしまいます。
選手も恩返しができるように、コンディションを整えて挑んでほしいものです。
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